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> 安田女子大学 染岡慎一先生
2007年07月 掲載
安田女子大学
現代ビジネス学部 現代ビジネス学科 教授
染岡 慎一
(そめおか しんいち)
先生
これが本物!
プロの現場で、本格的な設備で、良いものを吸収してほしい
●染岡先生のプロフィール
1958年生まれ。1981年長崎大学卒業後、長崎大学熱帯医学研究所助手。1982〜1984年兵庫教育大学院生、研究生。1985年〜1988年名古屋商科大学総合語学教育センターにて、マルチメディア語学学習システムや、パソコン自主学習システム等の開発に従事。1989年より安田女子大学に勤務。現在、NPO法人中国・四国インターネット協議会副理事長、広島地域IPv6推進委員会委員を務める。
授業でプロミュージシャンを招き、制作したCDは、店頭にも並ぶ。ジャケットには、コンペで1位を獲得した学生のデザインを採用した。
この授業がきっかけで、学生ベンチャープロジェクトが立ち上がり、広島のストリートミュージシャンのCDをリリース。
染岡先生の担当科目
教育工学
情報メディア
映像情報処理演習
学生が手掛けるサンフレのダイジェスト
染岡先生は、昨年から学生と共に、サンフレッチェ広島のプロモーションビデオの制作に取り組んでいる。ホームゲームで大型モニターに流れる、前回の試合のダイジェスト映像は、サポーターにも大好評だという。
活動のキッカケは、一昨年、現代ビジネス学科の学生が出向いたサンフレッチェのインターンシップ。「学生の力を、サンフレの応援に生かせないだろうか」というサンフレッチェ側からの申し出だったという。
どんなものか早速、学生が撮影し編集した動画コンテンツを見せてもらった。選手のゴールシーンを的確にとらえ、サポーターの瞬時の表情を映し、間に風景を絡めたイメージカットを流し込む。迫力あるプロ並みの仕上がりに感心!
フルデジタルのスタジオでは、中継画像をインターネット配信する授業もある。
ファインダーを覗いて、
見過ごしていたものに気がつく
ホームゲームには、先生と学生6人が出向き、グラウンドを駆け回って撮影をする。「プロのカメラマンと並んで活動する緊張感や、観客の拍手をもらう喜び、広島を盛り上げているんだという充足感などで学生は育ち、確実に力をつけている」。
先生にも、サンフレッチェにも、“学生が作るものだから”という妥協はなかった。社会人との打ち合わせや、多くの人の視線を感じながらの撮影で、学生たちはどんどん変わっていった。
「ただ選手やサポーターを写すのではなく、季節が感じられるものも撮影するように指導している」と先生は言う。ファインダーから覗く人物や景色はひと味違う。カメラを持つ目を通して、普段見落としてしまうものを見つけられる人になってほしいという、先生の思いからだ。“撮影する”という前提があることで、ちょっとした表情の違いや小さな季節の変化を敏感に感じられるんだろうな。
見て、聞いて、触れて、
本物を見極める目を育てたい
学内のスタジオ・編集室に案内してもらった。ドアを開けると、大画面のモニターが据えられた本格的な編集室と、グランドピアノやオーディオ装置が完備された広いスタジオが・・・。「録音スタジオとしては、中四国では、一番大きいはずです」と、先生もちょっと誇らしげ。確かにすごい、これが大学!?
「このスピーカーで聴く音は、ポータブルプレイヤーで聴く音とは全っ然違いますよ!」そう言われて、聴かせてもらった曲は、ギターの弦をはじく指の音まで耳で感じられた。
「若いうちに、本当にいいものに触れることで、モノの価値を見極める目を養ってほしい」。染岡先生のメディア教育で、それは学生に自然と身についていくんじゃないかな。
映画館と同レベルの音質が楽しめるオーディオ装置。「ここにこもって、ひとりで好きなジャズなんかを聴くこともできる」という染岡先生。
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